味噌を仕込む!〜穴蔵をつかった麹づくり〜2日目

味噌づくりの2日目を迎えました。
夜中のうちに1回豆炭を追加で焼べたそうで、朝には燻っていました。

この日は前日容器に入れたお米を「もろぶた(麹蓋)」に移していきます。

 

下の写真がもろぶたです。
木製の大きなお盆のようなものです。
このもろぶたは、こんにゃくづくりに使用されていたものを再利用しているとのことでした。

 

容器を開けてみると、お米は少し麹をまとっていました!
お米の周りに白い麹菌がついています!

 

さらに麹を増やすために、あまりお米が重ならないようにもろぶたに広げていきます。

 

丁寧にお米を広げたあとは灰などが入らないように覆い、穴蔵のなかに積んでいきます。

これが次の日になると立派な米麹になります!

それでも、味噌づくりを長年してきた方でも「絶対にきちんとした麹ができるとは限らない」と話します。
「麹は生き物だから、温度はもちろん湿度や状態、お米の質などで変化する。生き物相手はこれだから大変。だけど、そこがおもしろい。」

「気を遣いすぎてもうまくいかない。かえって忙しさのあまり気遣いできなかったときの方がいい麹ができたりする(笑)多少の慣れはあるんだけどね。」とのお話。

 

目には見えない麹菌の世界の奥深さを感じる言葉でした。

自分でも昔ながらの穴蔵で麹づくりができるようになりたい!!!強くそう思いました!

 

ここで一段落〜
時間を置いたあとちょっと穴蔵をのぞくと・・・

豆炭はメラメラと熱を出していました。

このときの穴蔵の温度は40℃!

温度が下がるといけないので、あとは次の日のお楽しみにしておきます。

 

2日目最後は大豆を洗う作業です。

今回の味噌づくりに使う大豆は私が昨年栽培した大豆です!
自分が汗をかいて育てたものが使われるのはなんとも感慨深いものです。

用意した30kgの大豆をよく洗い、釜に入れて吸水させます。
(写真を撮るのを忘れてしまいました(ノД`)

こうして二晩目を迎えます。

いよいよ3日目は米麹の出来上がりと味噌仕込みの大詰めを迎えます!

いい麹ができているといいなぁ〜

 

 

 

 

 

文:なかじま[昨日も今日も体中から燻された匂いがとれません(笑)明日もか・・・]