有機クレソンの栽培農家さんから、とある生協の消費者・生産者が行っている農作物及び畜産物の自主監査報告会と農法研究会へのお誘いがあり参加してきました。場所は有楽町。
監査報告会は6つの地域で行われそれぞれ発表がありましたが、今後の課題として、後継者と作業者などの労働力確保の問題はどこも共通していたと思います。山梨からは私が見学に行ったブドウ農家さんの発表がありました。
農法研究会は作物の栽培に関する農法研究ではなく、TPPの影響について講演やパネルディスカッションでした。TPPの対応として農業の大規模化があるものの、必ずしもそれが「強い農業」に結びつかないこともあるという先の明るい話もありました。
私はふだん食べないので分からない豚肉や肉牛の生産者現場の方の生の声を聴き見聞を広げることができました。
ところで、有楽町駅前でLUSHの店がありました。
クレソン農家さんがここにもクレソンを納品しているというので、帰りに立ち寄りました。日本名「髪様」というヘアートリートメントに使われています。成分表示の「オランダカラシエキス」というのがそうです。
LUSHについて知らなかったのですが、英国の自然派化粧品の会社で、動物実験を行った原材料を使わない、パーマカルチャーの畑で採れた原材料を使う、プラスチックボトルを使わないシャンプーバーの開発など、時流に先んじた取組みをしている会社でした。
(千々輪)
山梨県郡内地域の8市町村(上野原市、富士吉田市、大月市、都留市、富士河口湖町、小菅村、丹波山村、道志村)に地域おこし協力隊がいます。
その多くが我々より後に入ってきた人たち。仲間が増えて本当にうれしい限りです。そしてその横の連携を最初に作ってくれたのが、上野原市の若き3人の協力隊が主催した8月の交流会でした。
その後、中嶌さんが中心となり郡内地域の協力隊に声をかけ、正式に役場からの文書も出してもらい、このたび道志村で研修会を開きました。
とても有意義な「知」の共有ができました。写真にあるのは一日目の研修の様子です。
題名は、
地域資源を集めた魅力ある旅プランを考えよう! |
【Holidayワークショップ】
でした。Holidayとはお出かけの際に役立つ口コミサイトです。
詳しくは右を参照ください。https://haveagood.holiday/
地域に住んでいる強みを活かしたプランを作ることができました。こういうネットを上手く使った研修はスマホに触るのが怖い私には思い浮かびません。
ワークショップを通して山梨県郡内地域巡りプランをつくりました!!
二日目の研修はより我々の活動に直結した研修で同じくワークショップ形式でしたが、ワールドカフェという手法を使いました。談話室滝沢に愛着を持つ私には未知の手法でした。
詳しくは右を参照ください。http://world-cafe.net/about/
若者の情熱に圧倒された一方、おじさんであることをちょっと忘れさせてくれる活力をもらった二日間でした。ありがとうございました。
(千々輪)
当日の様子はこちら↓↓
昨日、横浜にて「農業のあり方研究会」という催しがおこなわれました。
会場は道志のわさびを通じてお世話になっている横浜ビール『驛の食卓』というレストラン!
様々な業種の方が集まり、横浜を起点に地域の農業、食についての講演や意見交換がおこなわれました。
また海外の日本食材事情の講演もありました。
山梨のモモやブドウは香港だと1個、1房1000〜2000円は当たり前のようです。
山梨だとあまり果物を買わない(もらうことが多い)ので、びっくりでした。
その後おこなわれた懇親会では横浜野菜をはじめ、生産者の気持ちがこもった食材たちが素敵な料理となって並んでいました!
昨年に引き続き、全国の協力隊が一堂に会するこのイベント。
150を超える地域の協力隊で盛り上がりました!
当日は参加した地域の協力隊全員のPRタイムや講演、俳優の峰竜太さんを招いた現役&OBの協力隊とのトークセッションなどがおこなわれました!
14・15日の土日でプロジェクトワイルド(PW)の体験学習会に参加してきました。場所はみなもと体験館、講師はNPO法人都留環境フォーラム代表の加藤大吾氏。
民宿の方々を中心に15名が参加しました。今回は道志が誇る「水」を題材にした環境学習で、1日目が体験、2日目は自分たちが司会進行を務めました。
写真は一日目に5名一組のチームに分かれて作った本村の水と人の生活の現状を地図にして「見える化」したものです。
PWは米国の体験学習プログラムで、米国の子供たちの理科や数学の学力低下を防ぐために開発されたとのこと。この学びを横浜の学童が民宿に来た時に活かしたいと思います。(千々輪)
12月1日、3日の2日間の日程で県立農業大学校(北杜市)で開催されたバックホウの講習会に参加してきました。
3日は晴れたのですが、一日中外での実習は時折風が強く吹いてとても寒かったです。
無事講習を修了することができ、車を駐車した場所から見ると富士山が良く見えました。
バックホウの免許を取ってどうするのかって?それはこの寒い道志の農業にちょっとした暖かい風を吹かせたいと思ったからです。詳しくはまた来年。
(千々輪)
山梨県立農業大学校でぼかし肥料作りの講習会に参加してきました。
耕作放棄地を借りて自然農法で栽培をしたものの、初めての夏野菜の栽培が悲劇的な状況を見て肥料を使うことに心が傾きました。
とはいえ、化成肥料を使うのは抵抗がありました。そこでぼかしをペレット状にした肥料を玉ねぎ用に使ってみたのですが匂いが臭くて、それを使い続けることにも抵抗を感じていました。
今回の学びを参考に、少しずつ野菜に適した土壌にしていきます。
(千々輪)
3月15日(土)東京・池袋サンシャインシティーで開催された「地域おこし協力隊全国サミット」(主催:総務省)に5人で参加してきました。
シンポジウムでは総務省の施策説明、明治大学教授・小田切先生の基調講演や18の地域からの活動報告がありました。別の会場では26の地域がブースを出展し活動報告や特産品販売をしていました。我々はブースは出しませんでしたが、季刊誌と観光パンフレットを置かせてもらいました。
「道志手帖」は他の協力隊も手本にしたいと好評でした。
久しぶりに再会する他地域の協力隊員や新しい出会いがあり、情報交換や今後の活動のヒントをもらいました。思いを同じくして日々仕事をしている仲間との話は楽しく、また刺激をうけました。私は同じく今年度から家族連れでき移住したという他地域の協力隊の方との話がはずみました。
夕方6時からの交流会では総務省の方とも直接お話しができ、今後の活動について村役場とどのように折り合いをつけて円滑に活動していくかについてご助言を頂きました。(千々輪)
ようやく春の気配を感じてきたなかじまです!
昨年、全国の協力隊を対象にした研修会がありました!
[研修会の様子はこちらから]
そこで知り合った茨城県笠間市地域おこし協力隊の方とのご縁で、今回茨城県に視察に行くこととなりました。
視察の目的は主に3つ。
①笠間市の協力隊と地域の方との企画イベントの視察
②地域の方々が主催する商店街街コンイベントの視察
③茨城県常陸太田市の協力隊の活動視察 です!
1日目は笠間市での視察です。
まずは午前から籾殻燻炭でおこなう焼き芋/無農薬無肥料栽培イチゴ・小松菜の収穫イベントに行きました!
このイベントは笠間市協力隊の方が地域のこどもたちに向けて、親子間交流や食と生産者をつなげることを目的に企画したそうです。
私も道志村で地域に向けた企画をおこないと思っていたところで、参考にさせていただきました!
昨日山梨県立大学で行われた「農家民泊やまなしフォーラム」に参加してきました。北の勢堂のおかみさん(山口かおるさん)がお話しになるというので応援しに行くとともに、「農家民泊」を知りたかったので勉強も兼ねて行ってきました。
今年で5回目を迎えた「道志村トレイルレース」をご存知でしょうか??
トレイルレースは登山道を駆け抜けるレースのことです。
山道ならではの上りや下りの勾配がコースであり、様々な自然の景色を味わえるのが魅力です。
道志村では総距離41.3km(10時間制限)のロングコース、20.2km(6時間制限)のハーフコースの2種類がおこなわれています。
今年5月に開催された第5回大会は約1000人の参加者が集まり、たくさんの方が厳しい山道に挑戦していました。
《参考URL》
・神奈川県・山梨東部トレイルラン連絡協議会[http://www.k-y-trail.com/doushi/]
・東洋経済オンライン[http://toyokeizai.net/articles/-/24104]
↑道志村のトレイルレースが紹介されています!
今回は、来年開催予定の第6回トレイルレースの下見に同行してきました!
私なかじまは、道坂峠〜山伏峠というの約10kmの区間を歩いてきました。
道坂峠の旧道です。
現在は塞がれています。
遺跡のようになんだか趣を感じます。
先日「道志村郷土史を語る会」の研修旅行におじゃまして、山梨県北杜市の歴史探訪に行ってきました!
郷土史を語る会は、道志村で途絶えていた「どんど焼き」の文化を復活させることを目的に結成された団体です。
現在は、道志村の歴史・文化を後世に伝えていく活動をしています。
(どんど焼きについては[http://www.doshi-cm.jp/?page_id=60]をご覧ください!)
道志村を熟知するみなさんとご一緒した研修旅行の様子です。
最初に訪れたのは北杜市須玉町にある「陽谷山 正覚寺」です。
なかじまです!
9/18〜20に千葉県の市町村アカデミーにて「地域おこし協力隊・集落支援員を対象とした研修会」がおこなわれました!
北は北海道〜南は宮崎県まで総勢68名のみなさんと2泊3日の語り合いました!!
集合写真の様子。いい仲間にたくさん出逢えました!
都留で催された自然エネルギーについての交流会に参加しました。
宮崎県五ヶ瀬町の小水力の取り組みやインドネシアの取り組みについてのお話がありました。
また、道志村の森林再生の取り組みについて、NPO道志・森づくりネットワークの中島さんがお話しました。
この会は、10月19日、20日に都留で開催される、「里地・里山・里水元気フォーラム」のプレイベントとして位置づけられていました。
フォーラムは「富士の国やまなし国文祭」のイベントのひとつです。
19日は、里地、里山、里水の分科会があり、多摩川の源流である小菅村の話や、都留の加藤大吾さん、『水の文化』編集長の賀川さんのお話があるそうで、こちらもぜひ行ってみたいです。
今日の主催者である賀川さんは、ミツカンの機関誌『水の文化』という冊子をつくられています。
この冊子では、都留の十日市場で栽培されている、「水かけ菜」のことも取材されていて、以前から気になっていました。
今日はどのような会なのかよく知らずに参加したのですが、思いがけず賀川さんにお目にかかることができ、とても嬉しかったです。
また、参加されていた市民のかたから、シカの肉や皮の有効活用についてのお話もうかがい、とても興味深かったです。考えたこともなかったような分野で、シカの肉や皮が活用できるというお話でした。
お話のあとは、カレーです。夏野菜のおつまみとともに、2種類のカレーをいただきました。おいしかったです。さまざまな人が集い、楽しいひとときでした。
香西
この記事のタイトルをご覧になった方は「ソーシャルセンタードデザイン」ってなに??とお思いのことと思います。
ソーシャルセンタードデザインプロジェクト(略してSCD-PJ)概要については引用します。
「ベースにしているのはHCD(ヒューマンセンタードデザイン)で、文字通り人間(製品なら使い手、サービスなら利用者)を中心にモノやコトをデザインしようという考え方である。「使い手のことを考えて」なんて当たり前のようだが、実際はそうでないモノって案外多いのだ。たとえば機械の都合で作られていて使いにくい道具とか、作り手の発想で書かれていて理解できない説明書とか。それで今までは、たとえば手の大きさにあわせてレバーをデザインしたり、見る人の視覚や認知特性に応じた見やすいWebサイトをデザインしたり、というようなことをしてきたわけだが、ソーシャルセンタードデザインでは、使い手だけでなく、社会のことも考えましょう、というもの」だそうです。
引用元:EcoWorkstyle.com「ソーシャルセンタードデザインってなんだ?」http://ecoworkstyle.com/journal/whats-scd/
というように、社会×デザインというような視点で新たな価値を見出していこうとする企画です。
元々、このプロジェクトに参加することになった経緯は、道志村が「やまなし水源地ブランド推進協議会」に加盟しているところからです。
やまなし水源地ブランド推進協議会は、山梨県早川町・丹波山村・道志村の都市部の水源地、公益財団法人オイスカ、株式会社イトーキをはじめとする組織で構成され、産官民が集うことで、水源地の森林問題を解決していこうとするものです。
今や水源地である3町村の森林は、間伐の進まない崩壊した人工林や林業の担い手不足、森林資源を使った外部への情報発信の手法などに、いくつもの課題を抱えています。
そこに企業や民間組織が加わって、水源地の資源を「やまなし水源地ブランド」として魅力ある商品開発、発信により地域の活性化や森林の保護を目指しています。
水源地ブランドのパンフレット
前置きが長くなりましたが、今回は水源地のひとつ、山梨県早川町を1泊2日で見て回りました!
早川町は人口約1200人、日本で最も人口の少ない町です。
しかし、「人口の少ない」というのを悲観せず、今は日本一ということで逆手にとってアピールしているそうです!
道志村と同じように町の約96%が森林・山地であり、北岳や南アルプス連峰に囲まれた自然豊かな町です。
道志村も加盟している「日本で最も美しい村」連合の方々が中心となり、1泊2日のFuture Sessionツアーが開催されました。1日目はクレソン農家、旅館北の勢堂、横浜市水源林管理局、道志の湯で稼働する薪ボイラーなど、道志村村内の要所をまわり、夜は忍野村の慧光寺で石釜ピザ、焚き火で調理した道志豚を堪能。住職の證善さんとみなで夜が更けるまで語らいました。大野