COOP&LUSH

有機クレソンの栽培農家さんから、とある生協の消費者・生産者が行っている農作物及び畜産物の自主監査報告会と農法研究会へのお誘いがあり参加してきました。場所は有楽町。

 

監査報告会は6つの地域で行われそれぞれ発表がありましたが、今後の課題として、後継者と作業者などの労働力確保の問題はどこも共通していたと思います。山梨からは私が見学に行ったブドウ農家さんの発表がありました。

農法研究会は作物の栽培に関する農法研究ではなく、TPPの影響について講演やパネルディスカッションでした。TPPの対応として農業の大規模化があるものの、必ずしもそれが「強い農業」に結びつかないこともあるという先の明るい話もありました。

私はふだん食べないので分からない豚肉や肉牛の生産者現場の方の生の声を聴き見聞を広げることができました。

 

ところで、有楽町駅前でLUSHの店がありました。

クレソン農家さんがここにもクレソンを納品しているというので、帰りに立ち寄りました。日本名「髪様」というヘアートリートメントに使われています。成分表示の「オランダカラシエキス」というのがそうです。

 

LUSHについて知らなかったのですが、英国の自然派化粧品の会社で、動物実験を行った原材料を使わない、パーマカルチャーの畑で採れた原材料を使う、プラスチックボトルを使わないシャンプーバーの開発など、時流に先んじた取組みをしている会社でした。

(千々輪)