昔ながらの天然塗料 柿渋を使う!

 

ひょんなことから「柿渋」を入手しました!
でも何に使えるの?どう使えるの?そう思ってGoogleさんに聞いてみました!

 

するとこんなことがわかりました↓↓

 

「柿渋は江戸時代以前から、防水・防腐・防虫塗料や染料、漢方薬として使われてきた」

「醤油や日本酒を搾る際の布袋には柿渋が塗られていた」

「近年では化学物質を出さない自然塗料として家屋の塗装にも使われている」

 

なんて柿渋はすばらしいのでしょう!!

道志村の醤油づくりに関心を持っている私にとって柿渋は一気にとても魅力的なものとなりました!

そこで思いついたのが、昨年復刻させた「醤油搾り器」に柿渋塗装をすること。

柿渋だけに木製の搾り機がシブい色合いになり、防水・防腐効果が発揮されるはずです(笑)

 

醤油搾り器の復刻については《こちら》をご覧ください!

 

早速柿渋を塗ってみました!

一度塗りから二度塗りにとりかかるところです。

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『道志手帖』3号ができました!!

大変お待たせしました。『道志手帖』第3号が本日納品されました!

村内の各世帯へは広報どうしと一緒に、早ければ明日、遅くとも数日中に届きます。

これまで協力隊が一軒ずつ手配りをしていますが、今回は積雪のため、特別に広報と一緒にお送りさせていただきます。

 

村外のかたでご希望のかたには発送をいたします。ぜひ「道志手帖」(季刊誌)ページからお申し込みください。すでにお申し込みしていただいているかたには数日中に発送いたします。どうぞお楽しみに。

 

(香西)

 

 

 

 

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農家民泊やまなしフォーラム

昨日山梨県立大学で行われた「農家民泊やまなしフォーラム」に参加してきました。北の勢堂のおかみさん(山口かおるさん)がお話しになるというので応援しに行くとともに、「農家民泊」を知りたかったので勉強も兼ねて行ってきました。

試食会でふるまわれた各地の料理
試食会でふるまわれた各地の料理
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味噌づくり体験を開催!

久方ぶりにブログに登場しました、なかじまです!

2月ももう終わりにさしかかっています。
思い返すと、2月の上旬から雪!雪!雪!でした(;_;)

家に帰っても協力隊としても雪をかく日々から今を迎えています。

村内外の多くの方のお力があって、ここ道志村も雪の大混乱から落ち着きを取り戻してきました。ご心配、ご協力いただいた方々、ありがとうございます!

 

 

さて、今回はまだたくさんの雪が残るなか、味噌づくりをおこないました!

以前には、道志村の昔ながらの穴蔵をつかった味噌づくりをご紹介しました。

今回は、私がつくるのではなく、甲府市にある山梨県立大学のみなさんをはじめ、7名の方に味噌づくりを体験していただきました!

 

きっかけはこちら↓↓↓

道志村文化遺産活用地域活性化事業「道志村市民メディアプロジェクト」です!

このプロジェクトは、道志村の暮らしや農林漁業にまつわる技術、民族文化・風習・習わし・祭りといった「里山文化」を収集・保存・発信し継承していくことを目的としています。

特産品や伝統芸能の紹介はもちろんのこと、私の活動のひとつである醤油搾り文化や道志村のこどものあそび、家庭の食、言い伝えまでも発信していこうとプロジェクトが進行中です!

※文化庁「文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」の支援により行われています。

 

あるご縁から、このプロジェクトに関わる山梨県立大学の方々や映像演出、ディレクターの方々とお近づきになり、道志村の味噌づくりを動画で発信しようと話が進んでいきました!

 

しかし!!!
本来なら道志村にある穴蔵で麹づくりや味噌づくりをやりたかったのですが、残雪のために断念・・・

屋内で体験的に味噌づくりを行うことにしました。

せっかくの機会だったのに・・・雪がうらめしいです(>_<)

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道志村の雪景色 (大雪その後)

記録的な大雪から10日後の2月25日午後5時、道志村の避難準備情報は解除されました。

上の写真は野原橋近くの国道413号線の様子です。

左が2月15日、右が2月27日です。

今朝からの雨が雪を溶かしてくれるでしょう。(千々輪)

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シンポジウム 再生可能エネルギー事業の展開と課題 参加報告 

2月23日(日)日本青年館でシンポジウムが行われました。

 

「農山漁村地域における地域住民主体の地域資源活用を考える

ー再生可能エネルギー事業の展開と課題ー」

というもので、協力隊 大野さんがパネリストの一人として報告をしました。

 

シンポジウム開催趣旨

http://jicr.roukyou.gr.jp/blog/archives/2014/0213_1404.php

 

プログラムは以下です。(チラシより)

 

第一部 基調講演「地域再生の実践ー農山村コミュニティの可能性を考えるー」小田切徳美さん

第二部 パネル報告

Ⅰ 「再生可能エネルギー地域自給圏の展望とFITの功罪」小林久さん

Ⅱ 「道志村における間伐材のエネルギー利用と新たな展開について」大野航輔さん

Ⅲ 「イタリアのコミュニティ協同組合とネットワークの力」田中夏子さん

Ⅳ 「再生可能エネルギー事業と住民参加ードイツのエネルギー協同組合を中心にー」

全体まとめとコーディネート 甲斐良治さん

 

 

香西が当日参加したメモを書いておきます(間違いがあったらご指摘ください)。

 

パネル報告後のパネルディスカッションでは、冒頭でまとめ

 

1 エネルギー自給は地域の誇りになる

2 担う組織体制に課題がある

3 利用者の共感を得ることが重要

 

その後、都市農村交流の重要性、その例として道志村と横浜市の関係、またドイツ・イタリアの共感・合意形成のありかたについてお話がありました。

 

また、大野さんから他のパネリストのかたへの質問として

1 住民との合意形成はどのようにしたらいいか

2 事業体としてどのような形態がいいか

 

これについて他のパネリストのかたが答えてくださいました。

 

1についての回答

・集落の既存の意思決定体制を変える必要があること

・「あなたがやるなら応援する」という関係づくり

・エネルギーそのものに関心を持つ世代はマイノリティであり、それ以外の関心に訴える必要があること(売電収益で地域でなにができるか、地域の困りごとの解決手段として)

・合意形成を促すコーディネート機関が必要(地域のことがよくわかり、一定の距離がある)

・地域のニーズを拾い上げること

 

2についての回答

・参加者に利益になる仕組みであること

・日本の法律は修正が必要であるが、当分は株式会社でも可ではないか(お金に応じない議決権を決めるなど)

・アイデンティティの醸成の場としてコミュニティ協同組合

・有限会社(お金を早く集められる)

 

 

(香西)

 

 

 

 

 

 

 

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MATAGIシンポジウム

前半のパネルディスカッションのようす。右側に展示・販売ブース
前半のパネルディスカッションのようす。右側に展示・販売ブース

2月21日、東京都墨田区で開催されたシンポジウム「里山再生〜明日からできる獣皮活用」に行ってきました。ゆくゆくは道志でも出展できるようになりたいと思いながら、全国の先進地事例を知ることが出来、大変勉強になりました。

 

出展内容は、各地域ごとの獣皮活用の取り組みについて(活動紹介・革製品の展示・販売)、また、それらの産地を支えるさまざまな団体(企業、メディア、大学、自然学校など)の出展がありました。

 

プログラムは以下のとおりです。(シンポジウムチラシより)

 

第一部 パネルディスカッション

「里山の未来を守る産地支援プログラムの創設」

獣皮活用の現状と課題そして継続事業として取り組むために誰が何をすべきか!現場で活躍するパネラーを迎え、獣害対策により排出された獣皮が新たな産地資源として循環型社会を形成するための活路を実体験に基づき提言。自然の恵みを「いただく」に向き合うために知っておきたい知恵と知識が集結します。

 

パネラー

MATAGIプロジェクト実行委員会委員長 山口明宏氏

岡山県セルプセンター事務局長 田中正幸氏

エゾシカブランド株式会社24K代表取締役 高瀬季理子氏

NPO法人日本エコツーリズムセンター理事 鹿熊勤氏

村楽LLP /一般社団法人リバースプロジェクト 東大史氏

跡見学園女子大学マネジメント学部助教 許伸江氏

 

モデレーター

墨田区異業種交流グループすみだネット代表 川村裕之氏

 

第二部 目的別セミナー&展示販売会

知りたいことがすぐわかる!ブースごとの小セミナー開催

「残脂処理講習会」「残脂活用発表」「なめし支援受付」「新商品・ブランド化支援策発表」など、獣皮活用に役立つ情報満載の展示ブースと小セミナーを開催

 

先進地事例発表とお土産コーナー

「獣皮活用の実用的な製品&獣皮関連出版物&製品化見本の展示販売」など

 

 

長野県泰阜村協力隊さん「けもかわプロジェクト」
長野県泰阜村協力隊さん「けもかわプロジェクト」
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雪かきボランティア

孤立住民解消のため林道の雪かきするボランティアの方々
孤立住民解消のため林道の雪かきするボランティアの方々

NPO法人都留環境フォーラムさんを通して集まった15名のボランティアの方々による雪かきが土日に行われました。

私たち協力隊もこの方々と一緒に住民の孤立解消及び保育所・学童保育施設の周辺等の雪かきをしました。ボランティアの方々の中には自前で雪かき機を持参して頂いた方もいらっしゃいました。

 

ボランティアの方々がいたおかげで、孤立解消は予想以上の速さで終わりました。また、本日からの保育所や学童保育施設の送迎が雪に遮られることなく普段通りできるようになりました。

 

ありがとうございました。

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支援物資配布の手伝い

支援物資を車に積み込む中嶌くん
支援物資を車に積み込む中嶌くん

今日の午前中に自衛隊から空輸で支援物資が届きました。

役場の方が手分けして、買い物に行けない一人暮らし高齢者や高齢者世帯に灯油やレトルトご飯配布すると共に困りごと、破損家屋や倉庫がないかを各集落で聞いて回ることになり、我々もお手伝いをしました。

 

私も役場の方と二人で大室指から野原までの集落を回りました。幸い物資が必要な方はいらっしゃいませんでした。風邪で寝込んだりされている方もなく、みなさんお元気で安心しました。ただ敷地の関係等で雪捨て場に困っている方は何人かいらっしゃいました。

(千々輪)

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道志村の雪景色 (記録的大雪の巻)

2月14日から降り続いた雪は道志村を孤立させました。

道志村の最新の状況については、道志村役場のツイッターをご覧ください。

 

写真 

【左】2月15日午前10時:国道413号線の様子 ~膝までの雪

【右】2月15日午後1時:庭から撮った我家の様子 ~庭先は胸までの雪

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雪の下の麦

野原の麦畑の雪を掘ったところ、雪の下で麦は耐えていました。葉が青く安心しました。(千々輪)
野原の麦畑の雪を掘ったところ、雪の下で麦は耐えていました。葉が青く安心しました。(千々輪)
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福寿草

中央公民館前の植木の下で福寿草が咲いています。(香西)

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道志村の雪景色(野原~竹之本)

【写真】右から

上段:野原、久保のつり橋(久保)、笹久根

中段:大室橋から七滝(大室指)、椿大橋から富士山(椿)、水源の森付近の道志川(大栗)

下段:大栗、三里塚(竹之本)、役場の手前(竹之本)

 

野原の家から役場まで国道413号線を歩いてみました。

記録的な雪の後でしたが除雪がされており、車も少ないので写真を撮りながらで1時間40分かかりました。すがすがしい朝の散歩でした。役場についたら雪かきがまってました。

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檻(おり)

右の写真は笹久根トンネルの上に今も残る檻です。たまたま久保の大室神社の場所を探していた途中で見つけました。ずいぶん朽ちていますが、ちょうど入口となる柵の後ろから撮影したものです。

檻に入った獣は梯子をかけて上から銃で仕留めるか、とどめを刺さずしばらく飼っておくこともできます。この檻は村内に3箇所作られたといいます。

移動もできないし何でこんなものを作ったのかは今後探っていきたいと思います。
(千々輪)

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道志村の雪景色


2月4日昼から雨が雪に変わりました。雪は夜には止みましたが、今朝は右のように一面の雪景色でした。二里塚から富士山が見えるので写したのですが、白く消えてしまいした。

こんな日に中嶌君は「新・田舎で働き隊,地域おこし協力隊 ブロック交流会」に参加のため東京に出かけて行きました。夜中に帰村予定。無事に帰ってきますように。
(千々輪)

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再生可能エネルギーに関するシンポジウム(2月23日開催)

大野さんが2月23日に日本青年館で開催される再生可能エネルギーに関するシンポジウムに参加し、道志村の間伐材のエネルギー利用についてパネル報告をすることになりました。

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鹿笛


2月1日、富士宮で行われた「野生動物と狩猟」勉強会に参加しました。

「野生動物保護管理入門」、「南アルプス・井川地区の狩猟」という講義を受けました。

なかでも、井川地区で行われている鹿笛猟に使う鹿笛をみせていただくことができて興味深かったです。鹿笛猟とは、繁殖期の雄ジカの鳴き声に似せた音をだす笛を用いる猟のことです。この笛は、井川地区では、鹿の角にヒキガエルの皮を張って作られているそうです。(香西)

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