昔ながらの天然塗料 柿渋を使う!

 

ひょんなことから「柿渋」を入手しました!
でも何に使えるの?どう使えるの?そう思ってGoogleさんに聞いてみました!

 

するとこんなことがわかりました↓↓

 

「柿渋は江戸時代以前から、防水・防腐・防虫塗料や染料、漢方薬として使われてきた」

「醤油や日本酒を搾る際の布袋には柿渋が塗られていた」

「近年では化学物質を出さない自然塗料として家屋の塗装にも使われている」

 

なんて柿渋はすばらしいのでしょう!!

道志村の醤油づくりに関心を持っている私にとって柿渋は一気にとても魅力的なものとなりました!

そこで思いついたのが、昨年復刻させた「醤油搾り器」に柿渋塗装をすること。

柿渋だけに木製の搾り機がシブい色合いになり、防水・防腐効果が発揮されるはずです(笑)

 

醤油搾り器の復刻については《こちら》をご覧ください!

 

早速柿渋を塗ってみました!

一度塗りから二度塗りにとりかかるところです。

柿渋は乾くのが早い!

重ね塗りまであまり待たずにいられます。

ニスが効いているような上品な色合いになっていきます。

 

素人の私がコツコツと柿渋を塗っていると、醤油搾り器の製作にお世話になった木工職人の方が塗り方アドバイスをしてくれました!

①塗装は一回で大量に塗るのではなく、薄く重ね塗りを大事にする

②ハケはちょこちょこ動かすよりゆっくり大きく動かす

③塗るときは書くように塗っていく

今日一日で少しは上達したかと思います(^^)

 

柿渋ビフォーアフターです!

茶色がいい味出してます!

防水・防腐効果が搾り器を長持ちさせてくれます。

 

塗装前

塗装後

 

これから三度塗り、四度塗りとやっていきたいと思います。

それにしても昔の人の知恵には感服します!

あの渋柿を塗装に利用するとは・・・!

 

昔からあるものの良さに気づいた1日でした(^-^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文:なかじま[本日納品された道志手帖3号に醤油搾り器が使われている記事があります!]