協力隊で手分けしてサツマイモの収穫をしてきました!
もう冬の足音が聞こえてきそうな季節ですが、サツマイモがたくさん穫れました。
このようにマルチ(農業資材の黒ビニール)をはがして、その下にあるサツマイモたちを掘り起こします。
スコップでガツガツ掘るとイモを刺してしまいます・・・
そのため、ある程度の土をよけたら手作業です。
この日は台風一過、快晴でした!
村内で「シモンイモ」という変わったサツマイモが収穫されると聞いて見学に行きました!
「シモンイモ」とは??
別名白サツマイモ。
ブラジルのインディオの秘薬(薬イモ)と言われてきました。
シモンイモの根・葉・茎には人体に必要な微量栄養素がほとんど含まれています。
栄養補助食品として優れ、血液サラサラ効果や生活習慣病予防に効果を発揮します。
[参考:株式会社シモン http://www.simonimo.com/]
などなど、珍しいイモだけにいい効果がたくさんあるようです!
イモを掘ってみました。
サツマイモと違って、根が土深く張っていてなかなか掘れません。
無理して引っ張るとイモが折れてしまうので、発掘作業のように少しずつ少しずつ・・・
いくつか収穫できました!
10月25日〜27日、岐阜県郡上市で「狩猟サミット」が開かれました。全国から狩猟に関わる人・関心のある人たち総勢150名が集まりました。狩猟にまつわってどんな人が関心をもち、どんな活動をしているのか? 知りたくて参加しました。皮の活かし方やなめし方について勉強するのも目的です。
一日目のプログラムは、
『ぼくは猟師になった』の著者千松信也さんの講演、
参加者による事例発表会(①けもかわプロジェクト、②アフリカで狩る、③松下皮算用プロジェクト、④エゾシカの狩猟管理は可能か?、⑤中部ESD拠点の取り組み)、
岐阜産のシカを使用したディナー、交流会 でした。
先日「道志村郷土史を語る会」の研修旅行におじゃまして、山梨県北杜市の歴史探訪に行ってきました!
郷土史を語る会は、道志村で途絶えていた「どんど焼き」の文化を復活させることを目的に結成された団体です。
現在は、道志村の歴史・文化を後世に伝えていく活動をしています。
(どんど焼きについては[http://www.doshi-cm.jp/?page_id=60]をご覧ください!)
道志村を熟知するみなさんとご一緒した研修旅行の様子です。
最初に訪れたのは北杜市須玉町にある「陽谷山 正覚寺」です。
野原の千々輪です。
お借りしている畑の一つで麦を植えることにしました。植える麦は「農林61号」を選びました。理由はおまんじゅうにすると、とてもおいしいからです。
昔はどこの家でも麦を植え、製粉しうどんやおまんじゅうを作っていたとのことですが、今は農家として麦を植えている人はいないとのこと。
まずは10年間耕作放棄されていた畑を8月に一度草を刈ったものの、草はまた生えてきて、10月までに3回草を刈りをする羽目になりました。
先週16日に3回目の草刈をして、一度草を周りによけました。大家さんも手伝いに来てくれ、小さな耕運機を回し荒く耕すことができました。昨日は雨が降りそうで降らなかったので、溝を掘り始め、約150m(15m×10m)四方で2時間かかりました。
中嶌くんは私の畑より広い面積で、しょうゆのために麦を植えるとのこと。
「麦対決」をして出来栄えを競争することにしました。
毎度大豆でおなじみ、なかじまです!
今日、大豆畑の1カ所を観察に行ってみました。
ここ数日、台風が去っては次の台風の前線の影響などで雨模様の道志村でした。
そのためあまり畑へ行けてなかったのですが、大豆は変化し始めていました!
要注目です!
下の写真は10/6の畑の様子です。
この日は晴れていい天気でした〜
もう枝豆としては終わりにさしかかっていましたが、葉っぱはまだ青々としています。
10月17日、東京墨田区へ皮なめし工場の見学に行きました。
墨田区はものづくりのまちで、小さな工場がたくさんあります。
昔から革産業も盛んでした。
訪ねたのは、おもに食肉用の豚の皮をなめしている工場です。
ここでは、捕獲されたシカやイノシシなどの野生動物の皮も受け入れています。
全国から皮を受け入れ、なめして産地へ返し、地域の活性化に役立てようとする「MATAGI(マタギ)プロジェクト」という取り組みです。
道志でも捕獲されたシカの皮を活かしてなにかできないかと考えています。工場見学会を機会にお話を聞いてきました。
見学会に集まったのは10名ほどで、地元の小学校の先生や、お店で革製品を取り扱っている人、地場産業の技術継承に関心のある大学生など、さまざまな立場の人がいました。
皮から革への工程を見学させていただいた後で、マタギプロジェクトについてお話を聞きました。
わかったのは、協力隊にどんな役割が求められるのか? ということです。個人の技や趣味の範囲で終わらせるのではなく、それを地域の仕事にしていくためには、一から十まで自分が担うのではなく、全体をコーディネートすることだ、と言われました。
このプロジェクトは、まずは一枚皮をなめしてみるところから始まります。
次に、なめされた革を前にして、何にしようか? 考えていきます。(香西)
記事のタイトルにある「穴蔵」をご存知でしょうか?
穴蔵とは字のごとく、土に穴を掘ってつくる蔵のことです。
そこでは食物の貯蔵や保存だけでなく、味噌やしょうゆといった発酵食には欠かせない麹(こうじ)づくりがおこなわれていました。
麹をつくる、とはなかなかイメージしづらいのですが、簡単にいうと米や麦などの原材料に麹という菌(カビ)を生やすことを指します。(麹はカビの仲間だそうです)
道志村で昔から使われてきた穴蔵。
今も村に残る穴蔵を2つご紹介します。
川原畑地区にある穴蔵です。
土の山に横穴が掘ってあります。
昔はこういった穴蔵が村内各地にあったといいます。
しかし、道路の拡張に伴い、その多くは消えてしまったそうです。
13、14日の二日間、イベントが行われました。
道志村の山林について考えよう!という趣旨でNPO道志・森づくりネットワークが主催した「道志・森づくりフェス」です。
木の駅どうし、森のコテージ、林間広場を会場に、間伐体験や木工展示等が行われました。
協力隊もそれぞれに関わりました。
大野さんは「ロケットストーブ」づくりのワークショップ、それにライブ。
井口さんはコーヒーの出店、千々輪さんは道志豚の豚汁販売の応援、中嶌くんはしょうゆ搾り機の展示です。
宣伝不足や内容の少なさ等、課題もありましたが、訪れたかたから「継続は力」との言葉もいただきました。どのように次につなげていくのかが大事です。
なかじまです!
これまで何度か道志村でのしょうゆづくりについてご紹介してきました。
そもそもしょうゆは、大豆・麦・塩でもろみ(しょうゆ味噌)を仕込み、約2年発酵させ、搾ったものがよく目にするしょうゆになります。
道志村では10数年前まで村のあちこちでしょうゆがつくられていたといいます。
しょうゆにまつわるエピソードが数多く残ります。
そんなしょうゆづくりのはかかせないのが、[しょうゆ搾り器]です。
高さ1メートル、奥行き90センチほどの木製の箱で、リフトアップに使われるジャッキを利用したシンプルな構造、使用方法です。
現在道志村に残っているしょうゆ搾り器
相模原方面かからの道志村への入り口にある月夜野集落。集落はこのバス停から坂を登った場所にあり、国道からは見えません。
今は道志小学校月夜野分校は統合されないのですが、国道沿いのバス停の名前は残っています。
なお、『道志七里』には月夜野から見る月は美しいと書かれています。
先月19日は中秋の名月でした。10月17日は十三夜。
私は先月に続き村外に出ていて、月夜野から月を観ることは叶わず残念です。来年はぜひ。
大豆のなかじまです!
大豆に様子は前回の投稿でご紹介しました。
枝豆は今日も元気です!
さて、今回は順調そうな枝豆の生育を脅かしかねない、カラフルカメムシとの奮闘をお伝えします。
(ムシが嫌いな方はご注意ください!笑)
ある日の畑でのひとコマ。
実が膨らんだ枝豆を観察していると大きめのカメムシが一匹いました。
大豆についてお伝えしているなかじまです!
いよいよ育てた大豆が枝豆になるときを迎えました!!
8月のお盆休みあたりの猛暑、日照りで一時生育が心配されましたが、無事実ってくれました!
そんな大豆(枝豆)の様子です〜
種まき後約90日を迎えた大豆です。
このときは写真のとおり、莢はできていますが豆の膨らみはいまいちでした。
ちゃんと実るのか心配な毎日でした。