農家民泊やまなしフォーラム

昨日山梨県立大学で行われた「農家民泊やまなしフォーラム」に参加してきました。北の勢堂のおかみさん(山口かおるさん)がお話しになるというので応援しに行くとともに、「農家民泊」を知りたかったので勉強も兼ねて行ってきました。

試食会でふるまわれた各地の料理
試食会でふるまわれた各地の料理
質疑応答の様子(かおるさんは右から3番目)
質疑応答の様子(かおるさんは右から3番目)

内容は、田舎ごはん試食会、金丸弘美氏の講演、かおるさんをはじめとする民宿経営者の体験談、質疑応答でした。試食会ではかおるさんの「やしゃーめし」も出されました。

農家の収入向上や農山漁村の景観保全のため、政府は10年前から旅館業法や建築基準法などの規制を段階的に緩和し農家の方が自宅の改造なしで「農家民宿」を開業しやすいようにしてきたとのこと。政府・公官庁は欧州のグリーンツーリズムを参考にしたようです。

関東甲信越では飯田市の成功事例があり、大田原市も取組んでいますが、山梨県では勝沼の葡萄農家が1軒だけ農家民宿の許可を受けたに留まってます。そのため、山梨県立大学・伊藤学長をはじめとした先生方が農家民宿やまなし研究会を立ち上げ、農家民宿を山梨県でも盛り上げようとこのフォーラムを企画したのでした。 

道志村でも取り組めるお宅は数軒あると思いました。そして実は私自身やってみたいと思いましたが、家が借家ですし農家でもない。まずはおいしく農作物育て収穫できるようにするのが今年の目標です。

 

【参考1】試食会でふるまわれた料理: 「やしゃーめし」(道志村)、「唐辛子もち」「とちおとめのジャムとスコーン」(大田原市)、「こんにゃく」(飯田市)、「米粉パウンドケーキ」「干し葡萄」「葡萄かりんとう」(勝沼市)

 【参考2】やしゃーめしの具: わらび、にんじん、ごぼう、油揚げ、ちくわ

(千々輪)