協力隊2年目を迎えた中嶌です!
今年は2年目、勝負の年だと思っています!
今年度もよろしくお願いいたします!
さて、道志村に来て「醤油をつくりたい!」という想いを持ち続けていた中嶌ですが、いよいよその想いが現実のものとなる日がやってきました!!
昨年度の1年間、村のあちこちで「醤油〜醤油〜」と言い続けた甲斐がありました(笑)
地域の方も「それじゃあ一緒に醤油つくるか〜」と協力してくださり、この日を迎えることができました!ありがとうございます。
まず、醤油づくりのおおまかな流れをご紹介します。
①小麦を炒って粗挽きにする
[醤油の香ばしさや小麦のデンプンが酵素の作用を受けやすくするためのおこなう]
↓↓
②煮た大豆と挽いた小麦、種麹をよく混ぜ合わせる
[麹菌が大豆や小麦のタンパク質、糖質を旨味に変えていく]
↓↓
③穴蔵(麹室)に②の材料を入れて3日3晩温度管理をする
[麹菌の過ごしやすい環境を整え、麹菌の繁殖を促す]
↓↓
④食塩、水を足して醤油の素“もろみ”が完成!
[ここから1~2年間攪拌(世話)をする]
↓↓
⑤もろみを搾って醤油の出来上がり となります!!
今回は①の麦炒り(注) をおこないました!!
大麦(丸麦)を炒っていきます!
全量で60kgです!
薪で火を調整し、できるだけ焦げないように炒っていきます。
麦は「ホウロク」と呼ばれる鉄鍋で炒りました。
だんだん火が通ってくるとすぐに焦げ付いてしまいます。
そのため、手はノンストップで動かします。(予想以上に大変でした・・・)
シャカシャカ手を動かし、火の具合を見て、薪を足したり減らしたり・・・
上手くいくとこのようになりました!!
いい色づきです!
同時に香ばしい匂いも漂いました!
出来上がりはこちら↓↓
炒りが終わったものは、広げて冷ましておきます。
この作業を朝からただひたすらにおこないました。。。
炒っては冷まし、炒っては冷まし・・・
60kgの麦はなかなか減らず、麦炒りは相当根気にいる作業だと思い知りました(・・;)
↓↓炒り終えた麦たち
結局60kgすべて炒り終わるのに6時間ほどかかりました。
時間がかかった分、終わったときの達成感はすばらしい!!!
醤油のありがたみを感じました!
この麦は近日中に米穀店さんで粗挽きしていただき、来週醤油として仕込みます!
↓↓追記(麦を挽いていただきました!)
挽いた麦はこんな感じです。
ざっと粗挽きしていただきました〜
以上、醤油仕込み〜麦炒りの巻〜でした!
あぁ〜今日は身体中が煙臭い〜( ´△`)
(注)お詫び
醤油は一般的に小麦を原材料としてつくられます。
しかし、今回私が使用した麦は大麦であることが後になってわかりました。
大麦でも醤油はつくれるとのことですが、道志村で昔からつくられてきた形とは異なる結果となってしまいました。
この場にてお詫びして訂正させていただきます。
中嶌拓哉
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