収穫した小麦は適当な石臼がみつからないまま、保管していました。
かつては村内のどの家にもあった石臼ですが、いまでは漬物石になっていたり庭石になっていたりしています。
集落内で程度の良い石臼を貸してもらえたのですが、上側しかなく、かつ目立てをしなければいけないものでした。
結局、写真のような手動式製粉機を自費で購入しました。
(活動費では備品類は購入できないため)
方法は、この製粉機で製粉し60メッシュの篩にかけ、フスマと粉に分けます。これを3回繰り返します。250gの全粒粉を取るまで1時間半くらいかかりました。
ところが、製粉して作ったスコーンがどうにもジャリジャリ感があり、食べられず。唐箕がけと篩がけをして保管したのですが、小麦と同じ重さや大きさの砂利が取り除けていなかったのです。
来週、使う量だけ洗って再度砂利をこまめに取り除き、乾かした上で再度製粉します。
こんな手間をかけるのであれば、やっぱり買った方が安いということになりますよね。
(千々輪)
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