農耕車運手免許に挑戦

大型特殊車両に分類される時速15㎞以上でる農耕車は運転免許が必要です。

機械に疎く、管理機を壊しそうになった経験もあり、最近農的な仕事に比重を置きはしめたこと、道志村で農業をされている方の中には村外に大きな圃場をもっている方もおり、当然そこでは農耕車を使っている姿を見て、いずれは運転をきちんと学びたいと思っていました。

北杜市の農業大学校で運転免許講習会があり、申し込んだところ10人程度の狭い枠なのですが、今回受講できることとなりました。そして本日無事免許を取得できました。写真は練習コースから見た八ヶ岳と富士山です。


ところで、北杜市は山梨県内でも多くの移住者を集めており、新規就農されている方も多いようです。一例ですが、一人の地主から7反、8反といった大きな面積を借り農業を行っている30代の方もいました。道志村でそんな広い面積の農地を一人の地主から借りることなど考えられません。また日照時間も長い、傾斜が緩い(ので機械が入れやすい)、水も豊富という好条件に恵まれています。ただし、新規就農者の中で5年、6年と続けられる人は少なく、「10人来たら8人は借金踏み倒して都会に戻っている」という噂も聞きます。なかなか「農」を「業」にするのは難しいようです。

(千々輪)