竹之本地区(村役場のある地区)でおこなわれた秋葉神社の神楽舞を見学に行ってきました!
道志村では夏に多く見られる神楽舞ですが、竹之本地区の秋葉神社では春のこの時期に神楽舞が奉納されています。
この伝統をつなげていくために、竹之本地区の地域のみなさんがお仕事の合間を縫って神楽の練習をしています。
秋葉神社は[火伏の神様]だそうで、お祭りの前には毎年静岡県浜松市にある「秋葉山本宮秋葉神社」へお札をもらいに行くのが通例となっています。
火事が脅威であった山の多い道志村ならではの山岳信仰だそうです。
山梨から静岡県浜松市までは約200kmもあります。
時代は変わっても、昔からの伝統を今も引き継ぐ竹之本地区のみなさんは素敵だなと思いました。
道志村に来て3年が経とうとしていますが、私は初めて秋葉神社を訪れました。
普段は人がなかなか行かないような山のなかにある神社ですが、この日は午前からお宮の掃除がされて、とてもきれいな境内となっていました。
道志にもまだまだ知らないことがあるなぁと改めて思いました。
この竹之本地区は旧暦の十五夜にも神楽舞がおこなわれます。
秋の神楽はこの秋葉神社ではなく、村役場の裏手にある[若宮八幡神社]が舞台となります。
ひとつの地区(集落)で年に2回の神楽舞がおこなわれるのは道志村でも珍しいです。
若宮八幡神社のリンク先では動画で神楽を見ることができます!
太鼓に合わせた口上や「ちょいとな!」「まだこりゃ!」などの合いの手の言葉もとても興味深いです!
絶やすのは簡単だけれども絶やしちゃいけないものが伝統芸能だと思います。
昔から息づく文化の一端に触れることができました。
この機会におじゃまできて良かったです!
竹之本のみなさん、ありがとうございました。
次は十五夜です!
道志手帖10号には竹之本地区の絵地図を掲載しました!
文:なかじま[苦しい花粉症も処方箋を使ったら嘘みたいになんともない!お薬様々です!]
コメントをお書きください